豊かでインクルーシブ、災害時のショックに強靭で持続可能なアジア・太平洋地域の実現に向けて
開発途上国加盟国における課題は多岐に亘るため、ADBでは多種多様な専門性を必要としています。ADBの職員は、ADBのビジョンである、極度な貧困の撲滅、そして豊かでインクルーシブ、持続可能なアジア・太平洋地域の実現に向けて、大きな役割を果たしています。
現在ADBでは、60以上の加盟国・地域出身の1,300人あまりに上る国際職員が働いています。ADBでは、性別、国籍、人種、宗教、性的指向、障がいの有無等に関わらず、多様性が尊重される職場環境づくりを推進しています。ADBの業務を通じて、このアジア・太平洋地域が直面している様々な問題をともに解決していきましょう。ADBは、女性の社会参画を推進しており、女性の方の応募もお待ちしております。
ADBは2030年までの長期戦略「ストラテジー2030」の中で、ジェンダーの平等の促進を目的とする業務の割合を2030年までに75%にするという明確な目標を掲げています。現在ADBで働く国際職員の37%は女性であり、そのうち30%は幹部職員として勤務しています。ADBは、国際職員に占める女性比率を2022年までに40%まで拡大します。さらに、ADBは、ジェンダー平等に関する先導的でグローバルな評価方法および企業認証基準とされる「EDGE Move」の認証を国際金融機関として初めて取得しました。
現在ADBで働く国際職員数は1,300人あまりで、2019年末時点で152人の日本人職員が活躍しています。多くの職員は本部があるフィリピン・マニラやアジア・太平洋各国にある現地事務所などで働いており、その経歴、職種、職務環境は多岐にわたります。ここでは、ADBの日本人職員や関係者のインタビューを通じて、アジア・太平洋地域におけるADBの役割や目的、そしてADBで働く面白さややりがいなどについて私生活の様子を交えてご紹介します。→
Title / Reference Number | Position Level | Department | Location | Posting Date | Closing Date |
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Treasurer / 240045 | IS 10 | Treasury Department | Asian Development Bank Headquarters | ||
Senior Investment Specialist / 240010 | IS 5 | Private Sector Operations Department | Asian Development Bank Headquarters | ||
Senior Operations Assistant / 230465 | AS 5 | Climate Change and Sustainable Development Department | Asian Development Bank Headquarters | ||
Senior Country Economist / 240058 | IS 5 | South Asia Department | Bangladesh Resident Mission | ||
Senior IT Officer (Digital Solutions) / 230693 | NS 3 | Information Technology Department | Asian Development Bank Headquarters |
求人への応募は、ADBの求人システム(ACES)を通じて受け付けております。ACESにて 公募状況を確認の上、オンライン応募できます。応募に当たってはアカウントを作成する必 要があります。"Job Search" ページの "Sign In/Register link" をクリックし、その後、 "New User" をクリックしてください。各ポジションへの応募は、締切日の午後11時59分 (マニラ時間)までに行ってください。
ADBの開発途上加盟国(DMC)を対象とする融資やグラント、技術協力を活用したプロジェクトや活動を通じて、毎年、数十億ドル相当の機材、工事およびコンサルタント・サービスの調達契約が結ばれています。その大部分は国際競争入札で、域内外のADB加盟国・地域の企業や個人が参加することができます
融資およびグラント業務に関して交わされた、機材、工事およびその他関連サービスにおける調達契約の総額は、2017年には102億ドル、2018年には125億5,000万ドルでした。1966年から2018年末までに、契約件数21万5,461件、1,808億6,000万ドルの調達契約が締結されました。日本のサプライヤーや請負業者は、累計で4,961件を受注し、総受注額は、35億4,000万ドル相当になっています
ADBの融資、グラントおよび技術協力業務に関して交わされたコンサルタント契約は、2017年には7億4,679万ドル、2018年には6億9,618万ドルでした。1966年から2018年末までに、127億ドルに相当する5万9,248件のコンサルティング契約が締結されました。日本のコンサルタントの受注契約は、累計731件、5億6,706万ドル相当となっています
ADBは業務上の必要に応じて、本部あるいは現地事務所で使用する物品、工事及びサービスを調達しています。
ADBは、国際市場においてトリプルAの格付けを受けている主要な債券発行体で、健全な信用基盤と堅実な財務内容を反映し、国際資本市場で定期的に資金を調達しています。ADBによる資金調達の最も重要な目的は、通常資本財源(OCR)を活用した貸出先のために、資金を安定的に低コストで確保することにあります。この目的を踏まえ、ADBは資金調達先となる市場、金融商品および償還期間の多様化に努めており、これまでに37通貨で債券を発行した実績があります。
ADBは次のような戦略を追求しています。
ADBはまた、現地通貨建ての借入や資金取引を通じて開発途上加盟国の国内資本市場の発展に努めています。